バレエで振りを覚えるのが苦手な人には原因があります。

それはクラシックバレエのレッスンでは通常先生がアンシェヌマンを作り、振り付けを伝え踊りますが、その振りの個々の動きを十分に経験していないことです。

やったことのない動きや、経験の少ないステップなどが連続すると、個々の動きの感覚が途切れてしまうのでスムーズに踊ることができなくなってしまいます。

また、個々の動きを十分やっていても、それらを自由に組み合わせることができないことも、振り覚えがうまくいかない原因になります。

どちらの場合でも対策はあり、振りを覚えるコツもあります。

新バレエ上達練習法の中では、具体的な方法としてコーディネーショントレーニングを紹介しています。コーディネーション能力が高まるとバレエの振りは一回見ただけで、すぐに真似できるようになります。

さらに、バレリーナが脳内に持つ3つのイメージについても紹介し、自分がどのタイプに当てはまるかを知ることで、レッスンの中で情報を素早く多量に処理してくれるようになり、バレエの振り付けもグッと覚えやすくなります。

ぜひ毎日のバレエレッスンの中で活用してほしいと思います。